かごんまのカープ好きな人のブログ

鹿児島に住みITにたずさわる人のブログです。野球と焼酎と鳥刺しが好きですがブログでは読書の備忘録とかITのネタが多くなると思います。コメントいただけますと嬉しいです。

退屈な仕事はPythonにやらせよう!(※pythonの記事ではありません※)

IT関連の技術書で有名なオライリー社より

タイトルの本が販売されています。

世の中”業務効率化”が流行っているようです。

私は業務効率化による”時短”もうれしいですが、

単調な作業をやることによるモチベーション低下を減らす ことのほうが嬉しいです。

 

かといって指を加えて待つよりも自分でもやってみようかなと・・・

Pythonも触ってみたいですが、もっと簡単にできそうなRPAをば。

 

例えば・・・実際の仕事現場にて出くわしたのですが、

PKGのシステムから出力された一覧表(エクセル)がご丁寧に

50行までとなっており、51行目からは2枚目のシートに出力されていました。

 

これを2次加工する際にどうしても1シートにデータがあったほうが便利とのことで

これらのシートを1シートに統合するRPAのシナリオを作成してみました。

VBAでもできるだろうと突っ込みが入りそうでしょうが、RPAを触りたかったのでそこは勘弁!

 

ファイルを選択して、コピー元の範囲(例:B3:F9)とコピー先の貼り付け位置(例:A1)を入力するだけでシートを統合しています。

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sheet1

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sheet2

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sheet3

これらをシコシコとコピーして貼り付けして・・・テンション下がりますよね。。。

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統合(手作業)

そこでRPAを使ってみよう!

こんな感じで処理を作ってそれをフローでつなげます。

今回は

1ファイル選択&セル範囲入力、2シート統合、3ファイル出力

の構成にしています。

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RPAの画面

1ファイル選択&セル範囲入力の中身です。あらかじめ用意されている部品を配置して、それぞれに少し設定をくわえるだけです。

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RPAの画面-詳細1

2シート統合 です。

すこし長いので全部のキャプチャを張るのはやめます。

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メイン処理(シートの統合)

3ファイル出力です。

元のファイル名に”_new”とつけて作成します。

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ファイル出力

実行結果!

ファイル選択Window

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ファイル選択

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コピー元のセル範囲指定

入力したところ

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入力したところ

実行して”new_TEST.xlsx”ができています。

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実行終了

なかみを確認

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中身を確認

今回ほぼ初めてRPAで何かをつくるってことをしました。

今回は無償で利用できる製品を使ってみましたが、プログラマー経験のある人ではないと厳しいのかな?というのが感想です。

WInActorとかならもう少しとっつきやすいので非エンジニアの方でも

慣れれば作れるようです。

 

モチベーションを下げる場面を少なくする!こんな視点でRPAを使うのもよさそうですね。